農家古民家と3000m2 ほどの畑を7月中旬に入手しました。高台の家の周りに畑が配置されていて村では珍しく眺めがいいのもお気に入りです。本格的に家を探し出して2年近くが経っていました。
入手して真っ先にやりだしたのが、家を中心に片付けと畑の整備です。
特に畑は急ぎました。真夏の炎天下で太陽熱消毒をしたかったからです。畑は何年も耕作されてなかったのでなかなかの荒れ具合です。チカラシバに全面覆われ、時たま巨大なススキも顔をのぞかせています。ともあれ、草を刈り米ぬかを大量に撒いて耕運して、8月中旬には透明マルチをかけたのはいいが、今年の夏の異常な雨降り状況で効果があまりなさそうなのでガックリです💧💧
古民家の片付けは、実は今回2回目で、昨年の1回目の経験があったので嫁さんと今回は楽でいいなと言えるぐらいなものでした。1回目の片付けで嫁さんは 残存物のあまりの凄さに絶望しかないと嘆き節でしたが、片付けが終わる頃には、何でも出てこいやーという感じで自信満々顔へと変貌をとげました。今回も敷地のあちこちに3台の冷蔵庫が放置されてあるのがすぐ分かりましたが、どこでも同じだなー なぐらいの反応です。不要物は軽トラで清掃センターにただ運ぶだけでなく、鉄類などお金に代えられるようになると俄然スッキリ片付いてきますね。
片付けしながら、昔の農家の暮らしぶりを少しだけ垣間見ることもできました。畳をあげたら囲炉裏が3部屋から姿を現したとか、目につくところでは、竈と様々な釜、うす、色々な小物、物置小屋に入れば、背負子、背負いかご、農具、大工道具などなど。ただ、増築や改修をしているのですぐに昔の農家の暮らしに戻すのは難しい(すぐにできるほどの準備もしていませんが)。例えば、屋根を葺き替えた時に、養蚕農家に多い高窓の煙抜きの部分をなくしてしまっているのでこのままでは囲炉裏は使えません。しかしながら完全ではないけれども、その気になれば昔の農家の暮らしに近づける環境は手に入れた感じがしています。
どうも、最近薄々気づいているのは、昔の農家の暮らしに近づいて行こうとしていること。ただ それはやりたいことだったとか夢だとかいう話ではなさそうです(自分のことですが)。ますます不気味になってくる社会に役立ちそうだという匂いを無意識に察知している気もします。
社会と大きいことを言わずとも、近いところで村づくりや村の産業に一役買える可能性を見出しています。移住であれ観光であれ消費であれ、昔の農家の暮らしに魅力を感じる人は多い(はずです)。実現には昔の農家の暮らしで稼げるようにすることが必須です。魅力を感じる人がいるのであればできないことはないはずです。まあ、その事例を作ろうとしてるのがうちです。ただ長期戦です。作物を栽培できるようにするにも時間はかかりますし、暮らし方にまでおよぶとなおさらです。
しかし、この村づくりや産業化はどこででもできるわけでないし、時間もかかるので、簡単には真似できないということになります。
