道の駅へコンスタントに出品できるように

公開日:2023年12月10日 更新日:

ようき農園での道の駅での売り上げは、11月で6万5000円ほどになりました。年間で30万円ほどになる感じです。ド田舎の道の駅かつ定期的に農産物を出品しだして一年目とはいえお寒い限りです。でも現実は現実です。

今年開墾した畑とハウスで、作物栽培の右も左もわからないところから徐々に少しだけリズムが出てきた感じではあります。

ようき農園は、自給自足を延長させてビジネスにしようとしています。方向性とすれば、多品目商品をラインナップさせて消費者と直接やりとりすることをまず最初に目指しています。

消費者と直接やり取りするのはもう少し先ですが、道の駅への出荷は、販売に気を使うことなく栽培に集中し基礎をつくるにはうってつけです。目安としては常に何か売れるものをもっているという状態です。夏野菜を出荷しはじめた7月から週に3回、何かしらのものを出すことを決めて、何とか品物が途切れることなくやってきました。

何も植わってない畑を横目にしながら3月に多品目を可能にするような作付け計画を立てることからはじめました。多品目と輪作は一致はしませんが、長期的に多品目を可能にする、のみならず自給自足を可能にするキモは輪作をおいてほかないと思ってます。

輪作エリアは、5つのエリアをつくってそれぞれ1~1.5aにする。1年ずつずらしていって5年で一回りするようにしました。5年というのは連作障害が長いものが5年ぐらいだという単純な理由です。輪作エリアのほかは、果樹と山菜エリアです。

輪作エリアの中には、小麦、大豆、は1エリアまるまる使うというようにします。(短期勝負の)商売的には、こんなやり方はまずあり得ないでしょう。小麦なんか、小麦の栽培とマルチ で書いたように1aぐらいでは金にはまったくなりません。

でも自給自足的にも、土のためにも、そのほか+αの今後の展開込みで小麦栽培を組み込むことは必要との判断です。

2月、雑草を刈って整備しだした状況(畑の下から見る)。最初は、こんな広い所うまく使えるか不安がもたげたものです。夏場の雑草には手を焼きましたが、1年終わってしまうとそんなでもないという感じです。

4月の姿(畑の上から見る)。整備し終わって、ジャガイモだけを植えたぐらいの状況。ここを輪作エリア5つと、山菜エリア、果樹エリアに分けた。

10月末。畑の使い方にもだいぶ慣れてきたところ。

輪作計画は、何回となく書き換えています。作物が良く育つとか、虫や病気が出にくいような、科の相性、前後関係なんかを踏まえて、今後も理解が深まるごとにどんどん書き換えていくことになりそうです。

来年の今頃には、道の駅へ卵の出荷などもできるように準備して多品目ラインナップの原型をつくって、第一次産品で10万円をコンスタントに売上げられるようして第一弾ロケットとしたいところです。

第二弾ロケットで加工品に入っていって、その後の第三弾、第四弾、第五弾ロケットまで打ち上げ(あっちに行ったりこっちに来たりして軌道に乗せ)る手はずです。

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執筆者:有賀知道

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