実は、サツマイモの苗は、買う時期を逸して、半額の売れ残りのようなものを購入しました。これで大丈夫かな、という不安がありました。その上、害獣にも少なくとも2回はやれられました。でも、復活してきています。想像以上にしぶといです。
サツマイモの苗は簡単には枯れない
サツマイモの苗は買ったら直ぐに植えつけないと思っていたので、植えつける直前、できれば、当日に買おうと思っていました。時期を逸してコメリで売れ残りの苗を半額で買ったときには、失敗した、と悔やみました。
でも、苗を購入した後で知ったことですが、イキのいい苗を植えるよりも、弱っているぐらいのものを植えるのがいいらしいではありませんか。もっとも店では萎れているようなものよりも新鮮なものを買いたいと思っている人がほとんどなので、店はそれに対応してしまうというのは道理です。
ということで来年からは、店で売れ残りの萎れているものを買ってくるというよりも、新鮮なものを買ってきて、自分の管理下でいい感じに萎れさせてから植え付けようと思っています。植え付け予定の10日ぐらい前なら入手しても大丈夫みたいです。
新鮮な苗を、風の当たらない涼しい日陰に置いて水さえかけておけば2,3週間は持つと説明する芋蔓を専門に扱っている農家の人もいます。こちらは素人なので10日ぐらいにしておきます。苗が曲がらないように新聞紙にくるんで、バラけないように軽く縛って、それを浅く水を張ったバケツに浸けて、乾いたら上から水をかけてやるという具合です。
植え付け前は目いっぱい水を吸わせて、その後、少し枯らして(乾燥させて)から植え付けるようにします。もちろん枯らせすぎもよくないでしょうから、様子を見て調整します。これ、挿し木と同じ要領らしいです。
害獣にやられても枯れずにしぶとく復活する
簡単には枯れない、ことをさらに実感しているのが、害獣に茎や葉を食べられても、また復活してくる姿です。
サツマイモの苗は5月15日に植えました。半額の枯れたような苗だったのでうまく育つかな、と思っていましたがいい具合に葉を出してきていました。しかし6月4日に害獣による被害に気付きました。
6月4日。最初の被害に気付く。あらかた食べられてしまった。
おそらくハクビシンのようです。6月6日に、ハクビシンが入ってきそうな母屋からの侵入口を防ぐ対策をします。
「ツルと葉を多少食べられてても、根と茎が残っているとそこから又伸びてくるよ」という知人の言葉に救われ、「もしもだめでも、自分のところで育てている苗から出てきたツタを分けてやるので、それを植え付ければ大丈夫」と一安心です。
6月20日。知人の言葉通り、葉が再び出てきた。
しかし、6月25日、再度、ハクビシンらしきものにやられてしまいます。
6月25日。出てきていた葉をすべて食べられた。
6月25日。苗ごと引き抜かれているものもある。
6月28日には追加の害獣柵設置をします。
7月5日。また、葉が出てきている。しぶとさおそるべし。