寒さに備え、あまり寒くて動くのが嫌になる前に障子の張替えです。これで障子の破けているところから侵入してくる冷風もシャットアウトできます!
障子の張替えに用意したものと注意点
- 購入してきたもの。障子紙とノリ。
- 家にあったものを利用。カッター、定規、スポンジ、霧吹きなど
今回の張替えも踏まえ、次回するときの注意点とすれば以下のことです。
- 何よりも切れるカッターがないとすべて台無しになる。
- まず目立たないところの障子からやって作業に慣れるようにする。うまくできるようになってから、一番目立つところに進んでいく。
- 障子を外す順番、取り付ける順番に気をつける。位置を確認しておかないと、取り付けるときにどこに取り付けるのかわからなくなる。
DIY修理での障子の張替えの仕方
障子紙とノリはだいぶ前に購入してありました(ホームセンターで普通に売られていたもので、雲竜という障子紙とワンタッチ障子ノリ)が、まだいいかと放置状態でした。それに業を煮やした、寒さにめっぽう弱い嫁さんが主導し、今回はそのお手伝いに甘んじました。
午前に古い障子紙をはがして水拭きして放置。乾かした後、午後に新しい障子紙を張る作業です。
古い障子をはがす
掃除用のスポンジキューブに水をふくませて、桟の部分をぬらし、ノリが浮いてくるのを待つ。
端から破らないように障子紙をゆっくりはがす。
良く絞った雑巾で桟を水拭きする。はがし残しやノリをきれいにし終えたら、よく乾かす。
新しい障子紙を張る
障子紙をあて位置決めする。上端をテープで仮止めし、障子紙を広げて曲がらないように確認。
障子紙を巻き戻して、ノリをつける。ノリは専用のものを購入してきた。案外、量は減る。
ノリをつけ終えたら、ノリが乾かないうちに障子紙を転がし、桟にあたる部分を軽く押さえながら張り進めます。障子紙を広げきったら、桟と障子紙をよく接着させるようにしました。
カッティング定規というものを使えばもっとスムーズだったのでしょうが、ないので家にあったヘラを代用にしてみました。
そして、何より大事なのはカッターの切れ味です。ノリが半乾きの状態で切るので、切れないカッターですとグチャグチャになってしまいます。実際そうなりました。
しかも普通のカッターの場合、先が尖っているので、障子紙がよれてしまいがちです。とういうことから、刃先が丸い「障子紙用カッターナイフ」とうのもあります。
今回は普通のカッター、そして途中から、家の中にある一番切れ味が鋭そうなペン型カッターを使いました。
定規を当てて余分な障子紙を切り落とす。枠に紙じゃくり(障子紙をはるための枠の溝)があったので、それにそって切る。
余分な障子紙を取り除く。
途中から、ペン型カッターを使うが、切れ味が鋭いほうが断然楽。
はみ出していたノリをウエットティッシュで拭き取る。
全体に霧を吹き全体をうすく湿らせて陰干しする。
障子の張替えは、湿度の高い雨の日がいいと言われているそうです。しかし、上記のように霧吹きを利用すれば晴れの日でも、紙が乾くとピンと張ったきれいな仕上がりになるといいます。
これにて完成。