はっきり言って、こんなに効果があるとは思いませんでした! ムカデの進入路と疑われるところにスポンジで栓をしただけです。今年のムカデの捕獲件数は激減しました。
ムカデの侵入経路を断定する
昨年のムカデ対策は、火ばさみ(トング)2本による捕獲と、蚊帳による安眠で大満足してしまい、それ以上の対策はやっていませんでした。
それでも、洗面所のところあたりでムカデを見つけるのが多いとは思っていました。床や壁、洗面器の中、一度はコップの中に入っていた時はさすがにギョッとしました。
私は家にいることが多いのでムカデが侵入した後、早めに見つけることができたということはあります。
その洗面所で簡単に侵入できるところとすれば、洗面化粧台の洗面器のオーバーフロー穴(溢れそうになった水を排水する穴)かな、とも思っていました。
写真右側にある、オーバーフロー穴からムカデが侵入してきたとではと疑う。
でも昨年、進入路対策を何もしなかったのは田舎の家のこと、隙間はいたるところにありそうなので一か所ぐらい防いでもダメなんじゃないか~、とやる前から諦めていた次第です。その穴を防ぐにも水は通って、ムカデが入ってこれないようなものを作らないといけないし。
掃除スポンジで穴を何気に防いでみたら
今年は、たしか6月に2匹ぐらい見た後、ちょうど掃除に使っていたキューブのスポンジが洗面器のところにあったのを見て、ちょうどいい大きさかもしれないと思い何気にそれをオーバーフロー穴に突っ込みました。
それだけです。それ以来、ほとんどムカデを見かけなくなりました。なんと簡単だったこと!
掃除用のキューブ状のスポンジが洗面台にあったので、とりあえず突っ込んでみた。
やはりムカデの進入路であったみたいで、効果は絶大でした。
対策以後、これまで3匹ぐらいしか見ていません。昨年の約20匹に比べ激減です。
もちろん、住居によっては簡単に侵入口を見つけられないでしょう。古民家ならなおさらそうかもしれません。でも、どのあたりで多く見かけるか、簡単に入れる侵入口はないか、そこを対策するだけでも効果はありそうです。
『山猿流自給自足』を読んで、今年はムカデを捕まえたら油に入れてムカデ油を作ろうとひそかに思っていました。それが試せなかったのは少し残念です。
ちなみに今年も、安眠のため蚊帳は使っています。3000円ぐらいの蚊帳で少しヘタレてきましたが十分使えています。