貸主が村役場で良かったです。もしも知り合いから借りて壊したら、気まずさ満点です。
圃場以外をローター爪で走行して動かなくなる
昨年、農林大学校の一般市民向けの公開講座「小型管理機の基本操作」を受けて実際に操作したことがあるとはいえ、何せ耕運機を使うのは素人です。ペーパードライバーがいきなり高速道路にのる感じです。借りたものを壊すかも、というのは頭の片すみにありました。
耕運機を貸してくれるという知り合いもいましたが、その言葉にのって壊したら気まずくなるのは容易に想像できます。そんなわけで、借りるなら村の耕運機と思っていました。
今回、壊した原因は、圃場以外のところもローター(爪)のまま走行して、溝にはまり動かなくなってしまったというものです。
今後気を付けようと思うところなど書き留めておきましょう。
- 使い方を簡単に教わったとしても、取り扱い説明書ぐらいは目を通しておく。機種名を入れればネットでは出てくる。たしかに、圃場以外ではタイヤで走行、とあります! 特に修理代が高くなりそうなものならなおさら。
- 安くすむからということで安易に借りないほういい。 何かあったら責任を持つと思わないなら、借りないほうが無難。
- 村の持ち物のように共同で使うものは、個人の持ち物のように丁寧に使われなかったり管理が行き届かない場合もあることを理解しておく。
- 仮に壊してしまったら、状況は正確に報告する。場合によっては、誰にどういう順序で報告するかも考慮する必要がある。
知り合いから借りるような場合、貸主は日ごろ使い慣れていてさも簡単そうに説明してくれるでしょうし、借りるほうもあの人があんなに簡単に操作しているのだからと思いがちです。でも、自分が新品を買えば説明書を見るように、人から借りたものについても説明書ぐらい見ておいたほうが無難です。
借りないで済ます方法とすれば、どうしても耕運機を使わないといけない場面があるとすれば、耕運機を持っている人に、お金を支払うなどして作業もしてもらうということがあげられます。
次には、ローターピンを失くしてしまう
今回最初に7馬力の耕運機を借りて圃場以外のところを走って動かなくさせました。実は、次に借りることができた3馬力のものも耕耘中にローターピンと言われれるものがとれて失くしてしまいました。
2本あるローターピンは同じでなければならないのに、違うものが一方に付いていたのが気にはなっていました。
それはさておき、2回たて続けでやっちまってブラックリスト入りは避けたいので、すぐにメーカー系列の近くの販売店に連絡して、その機種のローターピンがあるか確認しました。「ある」というので翌日にでも取りに行ってくれば、耕運機の返却期日までに間に合います!
ブラックリスト入りは避けられたと販売店に出向くと、長さの違うものを渡されました。念のためもう一方のローターピンをもって行ったのでわかりました。取り寄せです。耕運機の返却期日に間に合いません。
役場に報告です。ブラックリスト入りされたかどうかはわかりません。