エダマメを収穫する。

公開日:2020年9月25日 更新日:

5月15日に「あおあじ枝豆」という固定種の種まきをしましが、害獣にすべて食べつくされました。7月12日、四辺をネットで囲んで害獣対策をしたのち、残っていた種を使って種まきをしました。それを少し収穫することができ所期の目的であるビールのつまみにできました。

エダマメを収穫する。
エダマメを収穫する。

早生種を7月にまく

エダマメは、日の長さに反応する性質があり、その違いによって早生種(長日型)、中生種(中間型)、晩生種(短日型)に分けられるそうです。最も作りやすいのは、4~5月に種をまいて7月下旬に収穫する早生種です。一般的に栽培期間が長くなるほど難易度が高くなるので、栽培期間が短い早生種を選ぶと失敗が少ないと言われています。

「あおあじ枝豆」 も早生種です。これを晩生種のように7月にまいたわけなので、うまくできればラッキーな感じぐらいでやりました。というより、種まきをした時点では、まだ害獣の心配のほうが大きかったので少しでもできてくれ~ぐらいの感じです。

結果、実ができるほどに育ってくれたのは、3分の1ぐらいでしたが、所期の目的であるビールのつまみにすることができました!

早生種を7月に種まきしたがうまく育った:エダマメを自然栽培で収穫する。

本来はもっと大きくなるかもしれませんけどOK。

収穫:エダマメを自然栽培で収穫する。

大量とは言えないが、収穫はできた。

株ごと抜かずに実の入った莢だけを摘んで収穫:エダマメを自然栽培で収穫する。

株ごと抜かずに実の入った莢だけを摘んで収穫。

エダマメは上から実が入ってきます。ハサミで実の入った莢だけを摘んでいけるのも家庭菜園ならではです。農家では無理なことです。株ごと切るか引き抜くかということになりましょう。株ごと引き抜くならば、下の莢に5~6割実が入っていれば収穫適期だそうです。

昨年の種もまいてみた

食害のせいで畑にスペースがあったので、昨年プランターでエダマメを育てたときに使った種が余っていたので、それも植えてみました。エダマメの種は翌年に持ち越すと発芽率が非常に悪くなるそうです。

たしかに、発芽率は半分以下、育ちもあまりよくありませんでした。それでも多少の収穫ができました。

昨年のエダマメの種、成長してくれただけでもラッキー:エダマメを自然栽培で収穫する。

昨年のエダマメの種、成長してくれただけでもラッキー。

昨年の種でもそれなりに実をつけた:エダマメを自然栽培で収穫する。

実もそれなりにつけてくれた。

何回かはビールのつまみになる:エダマメを自然栽培で収穫する。

何回か、ビールのつまみになってくれた。

ダイズの早獲りが一番うまかった

ビールのつまみという所期の目的を達したわけですが、どうも今一つ物足りなさがあります。なぜなら、とれたてのエダマメはこの上なくうまいと思っていたので。

しかし、この上なさを味合わせてくれる伏兵は意外なところから現れました。ダイズの早獲りです。当初はダイズの早獲りをしてエダマメで食べるつもりはありませんでした。事情によりです。

外見を見てダイズは順調に育っていると安心していましたが、葉をかきわけてよく見ると害虫に蝕まれているのにビックリ!

虫に食われるくらいなら、自分が食べてしまえ、てなわけです。

ダイズの早獲りはうまい美味:エダマメを自然栽培で収穫する。

ダイズは順調に育っていると思っていたが・・・。

ダイズが害虫にやられそうなので、早獲りにしてエダマメで食す:エダマメを自然栽培で収穫する。

いたるところが虫に食われている。ウジもいれば、卵も産み付けられたりしている(泣)。

ダイズの早獲りエダマメはうまい、とばかり喜んでいられません。ダイズの害虫対策をしないと、トホホ。

-,
-

執筆者:有賀知道

関連記事

冬の剪定

2024/02/20   -タグ: 2024年。 自足カテゴリ: 果樹

防寒対策あれこれ

2023/12/06   -タグ: 2023年。 自足カテゴリ: 準備と管理

ハウスにテントウムシを放つ

2023/11/05   -タグ: 2023年。 自足カテゴリ: 病害虫対策

農具のいただき方

2023/10/29   -タグ: 2023年。 自足カテゴリ: 準備と管理

防獣柵のつくり方・完結編(ワイヤーメッシュ+防獣ネット版)

2023/03/12   -タグ: 2023年。 自足カテゴリ: 害獣対策準備と管理