2年目の栽培に入る。

公開日:2021年5月16日 更新日:

少し前から種まき真っ盛り中でしたが少し落ち着いてきました。今年はポットも使い種から苗を育てて栽培の幅を広げていってます。

2年目の栽培に入る。
2年目の栽培に入る。

まずジャガイモでつまづく

今年も畑にはジャガイモから植え付けではじまりました。が、幸先悪くいきなりの躓きです。

コメリの店頭で種芋を売っているのを横目に、まだ村は寒いからもうちょっとしてからと言ってるうちに店頭からなくなっていました。たしか昨年はサツマイモで同じことをしたな~、と振り返っても後の祭りです。

知り合いに分けてもらうのも気が引けるので、このことを深く記憶にとどめておくために、割高の通販で購入しました。送料を入れると店頭で買うのに比べて4倍にもなってしまいました!

さすがにサツマイモの苗は、店頭で見かけた4月30日に購入しました。5月5日と10日に植え付けましたが、植え付けるときには根っこが生えていました。根っこが生えてから植え付けるのがいいという人もいるし、根っこがあるとクズイモになるので切り落としてから植え付けたほうがいいという人もいます(もちろん、ワタクシにはどちらがいいのか判断不能です)。保管は新聞紙にくるんで水に浸して乾かないようにしましたが、自分で保管するのも難しいところです。

5月10日の植え付けでも村の気温では早い気がします。

ともあれ店頭では苗は早くから出回りますが、いつまで出ているのかわかりません。しかも、しょっちゅう店に見に出かけるのも気がすすまないです。早く苗を入手すればうまく保管しておかなければなりません。

何か手をうたないと。

そうか、自分で種から育てれば、苗が出回る時期に右往左往しなくてもいいのか。種から育てれば栽培の幅はグーンと広がるよ、という誰かの言葉を思い出しました。意味はちょいと違うかもしれませんが採用です。

種から苗を育てるようにする

昨年は苗を買ったもの、トマト、シソ、パセリは種からにしました。

ただ、種では量が多すぎるということはあります。でも今年から、実家の畑のほか、村の管理しているハウスの一角、そして桑畑があるので、ある程度育てる場所はあります。

ということで今年は昨年に比べ大幅に栽培品種も増えています。

これまでに種まきや株分けしてもらったりして植えたものは、ホウレンソウ、ダイコン、ニンジン、ゴボウ、ジャガイモ、サツマイモ、ミョウガ、トマト、シソ、パセリ、ショウガ、ヨモギ、ドクダミ、エゴマ、ゴマ、ラッカセイ、ゴーヤ、オクラ、カボチャ、トウモロコシ、インゲン、ハトムギ、エビスグサ、エダマメ、ラッキョウといったところです。

これまですでに収穫して食べたものもあります。ハウス栽培のホウレンソウとダイコンです。

今年からポットで苗を育てるとは思っていませんでしたが、家のプチベランダにポットを並べて日々観察して芽が出てきたときのうれしさは格別です。全部がうまく芽がでてくるわけでもありません。トマトは11粒播いて6株がうまくいきそうです。

種を植えて芽が出てくるのが待ち遠しい。この二葉を見ると双子葉植物ということがよくわかる。

トマトは、11粒中、6粒が発芽。固定種のいい種を買ったので、1ポット1粒にした。

プチベランダは、育苗スポットになる。

そして、温度が本当に大事なのもわかりました。わが家はわりかし日当たりがいいので、すぐに芽がでてくるだろう、のはずがなかなか芽がでてきません。夕方寒くなったら、家の中に入れてやるのはもちろんです。

本には、温床をつくって苗を育てる、と言ってるのはこのことかと納得です。市販の早くから出回っている苗はそうした相当温かいところで育てているだろうこともわかりました。

こういうところからも、市販のヌクヌク育った苗を村の寒いところに持ってくるのではなく、育てる場所で種から発芽させていったほうがいいものができそうな気もします。

今年はほとんど思い付きの栽培品種と区画割りでしていますが、長期的に栽培サイクルを回すように頭をひねりたいところです。

-
-

執筆者:有賀知道

関連記事

タラノメ、根を切り分け種根にする

2024/03/30   -タグ: 2024年。 自足カテゴリ: 山菜

冬の剪定

2024/02/20   -タグ: 2024年。 自足カテゴリ: 果樹

防寒対策あれこれ

2023/12/06   -タグ: 2023年。 自足カテゴリ: 準備と管理

ハウスにテントウムシを放つ

2023/11/05   -タグ: 2023年。 自足カテゴリ: 病害虫対策

農具のいただき方

2023/10/29   -タグ: 2023年。 自足カテゴリ: 準備と管理