栽培した小麦で全粒粉です。たしかに野生の風味が強いです。ただ、誰からも好まれるようなものでもない感じです。嫁さんなんか、食べる前の見た目だけで”脳みそみたい”と拒絶、まだ試食に至っていません。
昨年との小麦収穫量を比較
昨年に引き続き小麦を栽培です。昨年6月24日に収穫した小麦を種にして10月28日に播種しました。
今年6月17日刈り取り、0.7アールぐらいの広さで玄麦で14キロの収穫です。これだとちょうど1aあたり20キロ換算になります。昨年が7.4キロだったので2倍以上になった計算です。
栽培でよく参考にしている『野菜づくり大事典』で1aで36キロ、『自給自足の自然菜園12カ月』では1aあたり10キロから30キロほどとなっているので、良くはないけれども悪すぎてもいないというところでしょうか。
ただ、小麦を販売ということになると話にならないということは、昨年7月に記事にした 小麦の栽培とマルチ と同じです。
刈り取りまじかの状況。問題なく収穫できそう。昨年収穫した小麦を種籾にする。塩水選はしたが、温湯消毒はせずに播種。
腕の太さの一束が120束できる。3束を一括りしてハザカケで40束になる。小麦は刈り取り後、すぐに脱穀して、それで乾燥してもいいという話を聞いたので来年はそうしよう。
昨年と同じようにたたきつけて脱穀する。
ハウスの送風機でもみ殻飛ばし、玄麦にする。いい方法を思いついたものだ。そのあと、天気のいい日に玄麦をシートにひろげて天日干しで乾かすようにする。
全粒粉うどんにする
たしかに野生の風味が強いです。ただ、誰からも好まれるようなものでもない感じです。嫁さんなんか、食べる前の見た目だけで”脳みそみたい”と拒絶、まだ試食に至っていません。
さて作り方ですが手持ちの道具で簡単にうどんにしてみます。玄麦をミルサーで粉末にし、ホームベーカリーのうどんメニューで捏ねて、簡易製麺機でという流れです。
太麺好きなので太麺仕様にして、いちおう麺らしくはなっているが。
ゆでるそばからブツブツと。ざるうどんですするということは願わず、汁のなかに投入しスプーンですくって食べるほかなし。
うどん作りを簡単に考えすぎていました。味を楽しむには程遠い。まずは、うどんらしいものがちゃんとできないと。今回は、全粒粉だけでつくるのではなく強力粉を半分入れて、なおかつ、ホームベーカリーで捏ねた後、さらに袋に入れて足踏み工程を追加しました。
前回と違って、コシのある麺になってきた。手触りもいい。
ゆでてもブツ切れにならず、うどんらしくなっている。ざるうどんにしてすする。野生の風味は半減だがたしかにうどんを食べている感じはする。
うどんづくり奥が深い。もう少しじっくり取り組まないと嫁さんの口には入らなそう。とともに、全粒粉おやきなんかも喰らいたいところ。
追記:今年も小麦栽培
《2023年12月17日記》
10月31日に1.2aの広さで播種。すくすく育っている。
いまだ、うどん作り深まっていず、全粒粉おやきにもありついてない。