梅雨の季節になると、ヤツが出てきます。その動き方、ビジュアル的にも何回見ても恐ろしいです。捕獲しそこねたら、捕まえるまで気が気でありません。
室内にでたムカデの捕まえ方
私は、田舎育ちではあるのですが、虫が大の苦手です。なるべくなら見て見ぬふりをしたいのですが、「噛まれたことがあるが、とんでもなく痛かった!!」と知人に脅されると、そうもいきません。
室内で、一度見かけたら、必ず、捕獲できるようにしたいところです。そうでないと、夜も安心して眠れません(これがために、蚊帳で寝ている知り合いもいます)。
いろいろ試してみて、取り逃がし率が低い方法は、捕獲道具として、40~50cmの火ばさみ(トング)2本を使ったものです。
ムカデを見失わないようする
発見者は見張り、周りに誰かいれば火ばさみを取ってきてもらうようにします。周りに誰もいない状況では、火ばさみはあちこちに置いておくことが肝要です。
ムカデの動きを止める
まず、火ばさみ1本でムカデの動きを止めます。これが、火ばさみ二刀流の肝です。火ばさみ一本で直接捕獲しようとすると、挟むのが案外難しいです。ムカデと床などの間に隙間がないからです。必死で逃げようとするムカデは思いのほか早く、取り逃がしてしまう可能性があります。
なるべくなら、頭のほうを抑えつけると、動きも鈍くなります。尻尾のほうだと、頭で力強く大暴れ。
ムカデの尻尾を浮かせる
一本で抑えつけるメリットは、尻尾を浮かすことができることです。そこをうまく挟みます。
ムカデを挟む
確実に挟むまで、抑えつけておく。
ムカデの捕獲成功
火ばさみ(トング)は40~50cmほどのものがいい。短いと手とムカデまでの距離が近くて怖くなる。長すぎると小回りがききにくい。
ムカデの後始末
そのあとは、わが家では、家の外へもっていって、少し離れた場所へ放しています(夜の場合は、外に出るのが怖いので、窓から遠くに放り投げる)。
これまで、失敗したことはないですが、捕獲して火ばさみで挟んでの移動中、逃れるのが心配の人は、いったん容器や大きめのゴミ袋に入れてもいいでしょう。
近所に家が密集していれば外へは捨てにくいですが、そのあたりは状況に合わせてやってみてください。ムカデ退治と称して、熱湯をかけるとか、火あぶりにするとか、対策法を紹介しているサイトもありますが、そこまではする気が起きません。
あとは、物が乱雑に置かれていると、見失いやすくなってしまうので、日ごろから整理整頓を心がけましょう。というありきたりの教訓で終わります。
追記:計20匹近く捕獲
《2019年11月11日記》
今年はこの方法で20匹近くを捕まえ追い払いました。