代表者あいさつを書く

公開日:2020年2月14日 更新日:

代表者のあいさつを入れる。

サイトに、まず書き込んだのは、代表者あいさつです。

思うところを代表者あいさつに書く

Yaheiさんは、これまでを振り返りながら、設立した思いを書きました。最初にできあがった文章を以下引用してみます(追加・修正することがあるかもしれませんので、実際にサイトで見たときは、文章が多少違うかもしれません)。

私が2年前に移り住んできた南牧村は、高齢化率日本一と言われます。日本一の限界集落、消滅自治体とも呼ばれています。

しかし、ここに住んで日常生活を送って思うのは元気な高齢者が多いということです。70歳を過ぎても働いている人も多く、その上少しでも時間があれば畑仕事に精を出しています。移住前の想像を超えてフットワークも軽くアクティブに動かれています。

私は、インド発祥の「笑いヨガ」の講師をしています。2015年にインドへ行って創始者から直接指導を受けティチャーの資格を取得しました。笑いヨガは子供から高齢者まで誰でも出来る健康体操で特に高齢者との相性がよく、高齢者施設や自治会などで注目されています。

南牧村に来て数カ月後、「笑う門には健康来る」をテーマにした健康祭で笑いヨガを実演させてもらいました。その時も、元気な高齢者に多数参加してもらって、予想以上に盛り上げてもらいました。

もっとも、こうしたイベントに出てこられるのも元気な人たちと言えるかもしれません。

高齢化率日本一の側面

健康祭がきっかけで、それ以降、各地区の民生委員さんがまとめ役になってやる「いきいきサロン」にも呼ばれて「笑いヨガ」をするようになりました。ここに来られる人も元気な人が主ではありますが、やはり、高齢化率日本一の側面も感じざるをえません。

子供たちは都会へ出てしまい、高齢者夫婦だけの世帯、高齢者の単身世帯、そして、その方たちが亡くなれば空き家になってしまうという現象です。着実にその状況は進んでいっています。

たしかに先行きを考えると暗くなってしまいますが、それでも元気で生き生きとしていれば、人は寄ってきます。子供も孫も週末ごとに集まってくるかもしれません。

こうしたことが少しでも長く続くように、生き生きと元気で暮らしてもらいたいと「いきいきサロン」で「笑いヨガ」をさせてもらっています。

レクリエーションを考えるのは大変

ところで、サロンを主宰する民生委員の方にお話しを聞くと、「何をやったらいいのかわからない」「いつも同じレクレーションばかりで代わり映えがしない」等の悩みを聞きました。

近隣の病院で行われている認知症オレンジカフェで笑いヨガ講座をした際にも「レクレーションが大変」、「外部の人が来ることによっていつもと違った雰囲気になってよい」という声を聞きました。

介護職の転職の理由にレクレーションが大変で退職する方もいる程、毎回違う内容で行うレクレーションは担当者の負担を大きくしているそうです。

健康寿命を延ばすお手伝い、健康長寿のお手伝い

このような話を聞くにつけ、民生委員や施設の方の苦労がわかるとともに、私にも笑いヨガ以外に何かできないかと考えるようになりました。もっと全面的に関わりたい気持ちが日々強くなっています。幸いにして、私の笑いヨガ仲間も別の資格で活躍していたり、今まで一緒に勉強してきた仲間は各資格のプロとして活躍したりしています。そうした人達の力を借りれば総合的なレクリエーションサービスを提供する第一歩が踏み出せるのではないかと思いつきました。

まずは、簡単なレクリエーションから始めて、皆で出来る レクリエーション 、ストレッチなど体を動かすもの、状況を見ながら、料理、DIY、英会話、スマホやパソコンの操作方法や、メルカリを使った販売まで支援のラインナップをどんどん増やしていくつもりです。

レクレーションに参加するだけで完結するものから、日常生活の張り合いになるようなものまで幅広く対応していくことを通して、少しでも、健康寿命を延ばすお手伝いになればと思っています。

そうすれば、民生委員や施設の担当者のかゆいところに手が届くサービスになるだけでなく、何よりも高齢者のためになると強く感じています。

こうした思いでひまわり高齢者レクリエーション支援センターを設立いたしました。

現在、南牧村が高齢化率日本一で最先端をいっていますが、どの地域でも南牧化が進むことは間違いありません。ここを拠点にして形作ったサービスは、必要な地域にも役立ててもらえるようなモデルケースになる可能性を秘めていると感じています。

– 追記 – サポート内容を整理する。

《2020年3月28日記》
Yaheiさんは「健康長寿のお手伝い」という理念を深めた結果、レクリエーションのほかに、レクチャーと、レスパイトケアというサポートを追加しました。ただ単に代表者あいさつの文言が変わったというよりも、サポート内容が整理され、より方向性が明確になってきたということになります。

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執筆者:有賀知道

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