サイト構築を始めるのは早いと思われるかもしれません。でも、情報をどんどんサイトにアップしていけば、PC側で整理する情報量も減るかもしれません。
情報を集約し、修正していく
考えついたこと、内容、その他もろもろ、どこかにメモしておくとか、PC内でフォルダをつくって、ワードなどで文書管理しているかもしれません。情報の整理も一苦労です。
結局のところ大事なことは、対象となるターゲットに、適切な情報提供がなされることです。そこで、その情報は初期の段階からサイトを立ち上げて、そこに情報をどんどん書き込めるようにしていくのはいいかもしれません。
どこにいてもそれが見られて修正できますし、関係する人全員の情報共有にもなります。何よりいいのが、見ながら、頭の整理もつくところです。そして、情報を提供する側ではなくて、情報を受ける側からどう見えるかもわかるところです。
Yaheiさんは、情報を書き込むことはできますが、サイト構築のところは少し難しいので、それは私が請け負います。今回はサイト構築の準備について書いていきます。
レンタルサーバと独自ドメインの話
まずは、独自ドメイン「himawari-rec.net」の取得と、レンタルサーバを確保、そして、SSLと呼ばれるものを設定をします。
ドメインやサーバーを、契約プロバーダーや無料ホームページサービス業者から貸与されるものを利用するという選択もあります。ただ、練習用として使うならいいですが、本格的に情報発信していこうとした場合、適さないように思います。
無料のようなものはいつサービスがなくなるかわからないし、運用もその社の状況によって左右されます。なにより、苦労して作りこんだ情報が蓄積していった資産を完全に自分の管理下にできない危なさがあります。
これは、SNSも例外ではありません。影響力は大きいので大いに活用するべきでしょうが、首根っこを押さえられないよにはしておきたいものです。そうしたサービスは、掲載方針、編集方針、営業方針もあり、規制もあるし、最悪サービスも停止することもありえます。
さてドメインの話です。「.net」の部分をトップレベルドメインと言いいますが、ここは「.com」「.org」「.biz」「.info」などの分野別や、国別で日本を表す「.jp」などを指定して取得します。いろいろな種類があるので、自分のサイトの雰囲気に合いそうなもので選びます。好みと言ってもいいです。費用は分野別と国別では違って、分野別のほうが割安です。
取得制限があるものもあります。例えば、法人登記をされている会社組織でないと取得できない「co.jp」や、ネットワークサービスを提供する個人と法人でないと取得できない「ne.jp」などです。
ドメインの「himawari-rec」の部分は、自分の付けたい文字列でいいです。ただ、同じドメイン名はつけられないので、付けたい文字列がすでに使われている場合、ほかの文字列にしないといけません。もっとも「.com」でだめだったが、「.info」「.jp」で空いていれば、それでもいいです。
ひまわり高齢者レク支援センターのサイトは、ネットワークを視野に入れいているので、「.net」にしてみたしだいです。
httpsの話
独自ドメインと、レンタルサーバがあれば、サイトを問題なく開設できますが、もうひとつ、どうしてもやっておきたいのが、「 SSLサーバ証明書」を取得しておくことです。これがあると、「http://」でなくて、「s」が付いた「https://」でurl表示できるようになります。SSLは、インターネット上でデータを暗号化して送受信しセキュリティを高めてくれます。
グーグルクロームのブラウザで、「http://」のサイトをみると、urlのバーのところに「保護されていない通信」と表示されてしまい、信用できないサイトとの印象を与えかねません。「https://」はぜひとも必要です。
サイトを新設する場合は、後で変更するよりも面倒くさいないので、ぜひ最初にやってしまいたいところです。おおむねレンタルサーバのオプションサービスでやっていると思います。サイトをすでに持っていれば、検索エンジンなどにもリダイレクトという手法を使って「https://」のほうを正規のものとして認識してもらわないといけなかったり、内容のコードの書き方によっては書き換える部分もでてくるので面倒くさくなります。長い目でみるとSSL化はやっておくべきものだと思います。
ワードプレスを利用する
お金をかけずに、本格的なサイトを作ろうとする場合、ワードプレスが最適です。
ブログのような更新できるシステムも含んでいて無料で利用できるのはありがたすぎます。何よりいいのは、ドメイン(ひまわりサイトは、himawari-rec.net )の中ですべて展開できることです。
自分のドメインを持っていて、そこを基軸に展開できれば、他人に首根っこを押さえられるという危なさは相当和らぎます。レンタルサーバでサイトを運営していて、その会社がなくなっても、レンタルサーバを他社へ移し替えればいいだけです(多少面倒ではありますが)。
いま、そしてこれからの時代、基軸にするには、どうしも更新できて、交流できるようなシステムが必要です。一昔前の、パンフレットを移し替えたようなサイトではあまり役にたちません。ブランドネームがすでに知れ渡っている大手は、交流するのも莫大なコストもかかるので、パンフレットのようなものでもいいもしれないが、そうでなければ、更新と交流はぜひとも取り入れたいところです。
ワードプレスは、これに応えてくれます。
何もわからない人でも、自分に合うようなテーマ(デザインと機能)を利用してサイトを運営することもでます。htmlとcssが理解できる人であれば、テーマを少し加工してデザインを変えることも、静的な情報なら書き換えることできます。それにphpというプログラム言語を理解できる人であれば、本格的にカスタマすることができます。
サイトの準備をしてもらえたので、情報をどんどんアップしていきますよ!