通販サイト、クレジット審査が終わる。

公開日:2021年5月23日 更新日:

なんもく健康長寿組合の通販サイト、4月中旬にクレジットの代行会社を決めて申しこんでからゴールデンウイークをはさみましたが、審査に合格、ちょうど1カ月ほどで導入できることになりました。

通販サイト、クレジット審査が終わる。
通販サイト、クレジット審査が終わる。

決済手数料は3.28%

いまサイトとクレジット決済システムを接続して最後のテストの段階ですが、これで不都合がなければGOサインを出して本格稼働です。これでVISA、Master、JCB、AMEX、Diners、と5ブランドでクレジットカード決済ができるようになります。VISA/MasterCard/JCB/AMEXは、一括、3、5、6、10、12、15、18、20、24、リボ払い対応です。Dinersのみ一括払いのみの扱いです。

今回利用した決済代行会社はゼウスというところで、通販サイト構築で導入したカートシステムのwelcartと連携が良さそうなのでお願いしました。こうした代行会社は本当ありがたいです。もしもクレジット会社と個別交渉となろうものなら、面倒くささも今回の比ではなく、途中でクレジット決済導入を見送るなんてことになっていたかもしれません。

決済手数料は3.28%です。1000円のものを販売して手数料は32.8円ということになります。価格コムとかに店を出す業者のような薄利多売モデルの中で仮に3.28%もとなれば大変なことでしょうが、そうではないのでこの数字で代金の回収ができれば恩の字です。

決済をどう組み合わせるか

決済手段にかかわらず買ってもらえるような商品であれば影響は少ないでしょうが、お客さんの要望からしてもクレジット決済は導入しておいたほうが良さそうです。決済の手段としてパット思い浮かぶだけでも

  • クレジット
  • 振込み(前払い・後払い)
  • 払込票(コンビニ、ゆうちょ)
  • 代引き
  • 口座引落とし
  • 携帯キャリア
  • 電子マネー(SUICA、Edyなど)
  • ATM決済(ペイジー)

もちろん全部対応できればいいのでしょうがそうもいきません。ご利用者にあまり不便をかけないようにしつつも、とにかく最初はシンプルにいきたいところです。

クレジットはお客さんに手数料がかかりませんし、どこかに支払いに行く手間もかかりません。外すわけにはいきません。店側にとって手数料は支払わないといけませんが、ちゃんと代金が回収できるかな~と心配しなくていいのですから気が楽です。

そのほか、代引きが選択肢としてあることによって安心するお客さんもいるでしょうからこれも採用です。あとは、クレジットは使いたくないし、代引きだと代引き手数料がバカ高くなるので嫌だという人のために振込みも取り入れてみました。最初は3種類の決済選択肢からスタートです。

コンビニ決済は利用したい人は多いでしょうから採用したかったのですが、手数料の壁が少し高かったので今回は見送りです。

即時決済OR仮売上決済

店側のオペレーションを知って、客側で利用していた時に思っていた(こともある)疑問が解けたことを一つ二つ。

クレジット明細の利用年月日はいつのことなのか? クレジットカードを利用した日のようだけれど、違った日が書いてあることもありそうだな。

人に聞いたり調べたりするほどのことでもないので忘れていたが、今回思い出しました。

ズバリ、店側の決済処理方法による違いからです。今回導入したところでは下記2つの方法があります。この2つでは課金のタイミングが変わってきます。

  • 即時決済
  • 仮売上決済

即時決済は、与信・実売上処理をリアルタイムで行います。受注と同時に売上げが確定するので店側も手間がかからず売上処理漏れによる未入金リスクもなくなります。

仮売上決済は、決済時は与信(カードの有効性チェック)と購入金額の枠を確保し、後日、実売上処理をする事で決済金額の確定するというものです。自由に売上げのタイミングを確定できますが、実売上げ処理するので店側の手間は増えます。

店側は手間もリスクもない即時決済ばかり選択するかと言えば、そうとも言えません。うちも仮売上決済を選択しました。

自由に売上げのタイミングが変えられるというのがミソです。

例えば、売上げのタイミングを受注だけでなく出荷に合わせることができるということです。受注生産するような場合、受注のタイミングと出荷のタイミングがかなり変わってくることも予想されます。即時決済だと、商品が到着するかなり前に商品代金の請求があることになり、それに不安を感じるお客さんがいてもおかしくありません(現に私はそうです)。

仮売上決済だと、60日以内に実売上げ処理する必要(ゼウスの場合)があり手間は増えますが、もう一つメリットがあります。実売上処理時、±5000円まで決済金額の変更が可能ということです。

これまで客側として、クレジットで一度決済したが、そのあと金額が違うような別の商品に変えたいという依頼を店側にしたことが何回かあります。そのときに、一度キャンセルしてもう一度購入し直してくれという店と、そのまますんなりこちらの手間なしに交換に応じてくれた店があったような記憶があります。この違いだったのかと納得です。

こうしたことら、なんもく健康長寿組合の通販サイトは、最初は仮売上決済で行って様子を見ることにしました。

さあ本格稼働へ向けて

何はともあれ、商品登録です。今後商品が多くなってきて混乱しないように最初にルールを決めておいたほうがい良さそうなこと。

  • 商品コードの書き方
  • 商品タイトルの付け方

この2つが整理されていないと受注したときにどの商品かわからないなんてことにもなりかねません。

デフォルトの商品詳細ページも少し改良してわかりやすくしますが、それだけでは良さが伝わらないでしょうから、手しごと図鑑のような内容項目をつくって、情報をあつくしていきます。

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執筆者:有賀知道

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