昨日、5月9日にカボチャの種まきをしました。直蒔きは藤の開花が目安と言われています。ちょうどいい時期です。
種を購入する
初のカボチャづくり、まずはどの品種を買うかです。味でどうのこうのというよりも、できてもらうわないと始まりません。今の畑の状況でもできそうなものを選ぼうと思いました。
『家庭菜園でできる自然農法』の巻末で紹介されていた種苗メーカーの中からネット通販している自然農法国際研究開発センターというところから種は購入しました。
サイトでは、6種ほどのカボチャがありました。その中で「地力の低い土壌でも栽培できます」という言葉にひかれてカンリー2号という品種を選びました。
「果実は黒緑色のコマ形、果重1.6kg前後、果肉色が濃橙色の紛粘質で甘栗のような食味。 地力の低い土壌でも栽培できます 」ということです。
カボチャの種、10粒500円。
交配種であるので、来年も同じものを作るのであれば、新たに種を買わないといけません。
5月2日に注文し、ゴールデンウイークが入ったからでしょうが、5月9日午前に到着しました。午後には畑で種蒔きです。
種まきをする
種まきをする場所の畝幅は2mぐらいとりました。縦は4mほどです。平畝です。10粒あるので株間を1.5mほどにして3・3・4で点まきすることとします。「つるは日を求めて伸びるため、中央よりも西側に植える 」と『自給自足の自然菜園12カ月』にあったのでそうしました。
同書には、「展開した双葉が触れないように種の向きを揃えて点蒔き」とあります。
どのあたりに種蒔きをしたのかわかるように、境界線の麻縄に印をつけておく。
種蒔きをするとろの草を刈って、土を露出させる。直径30センチほど。
種の方向をそろえておく。
土をもどし、土と種が密着するように、手で押さえつけておく。そして、草を上から覆っておく。
土を裸にしないように、刈った草で覆っておきますが、発芽の妨げになるような大きな草は取り除いておきました。発芽の様子を見て、草が邪魔しているようなら再度取り除きます。
種まきのところは、『自然農の野菜づくり』を参考にしました。宿根性の多年草の根が残っている場合は、鎌などで地中にさして少していねいに取り除くけれども、それは最小限、野菜の種をまく場所周辺にとどめるという感じです。
種を3~4粒蒔きましたが、本葉が2~4枚のとき間引きして1本にします。種を多めに蒔くのは、集団で早く根を張ってよく発芽するようにです。一般的に、小さい種や生育がゆっくりなものは種間を近くし多く種まき、大きい種や生育が早いものは少し離し少なく種まきするようです。
うまくいけば発芽まで10日ほど、大きな双葉が開くのが待ち遠しい。