本来なら調査は、もっと早い段階でするべきものでしょう。 Yaheiさんは遅ればせながら、村内の3か所の高齢者施設の調査をしてきました。
Yaheiさんは質問項目を用意して調査に臨む。
売り込みではなく調査
コロナ禍にあって、まだ高齢者施設でのレクリエーションはなかなか実現しそうにありません。今後の高齢者施設へのアプローチを考えますと、高齢者施設の理解を深くしておきたいところです。
Yaheiさんは、まずは南牧村内にある3か所の高齢者施設の施設長に話を聞く段取りをつけました。特別養護老人ホームと小規模特別養護老人ホーム、ケアハウスです。16日に最後の施設を訪問して3か所の施設長から話を聞くことができました。
売り込みではなく調査しにですね。目的は現状がどうなっているのか、コロナ禍以前はどうなっていたのかと、そしてどういう問題があるのか困っていることがあるのか知るためです。レクリエーションのことだけではなく、入居者のこと、スタッフのこと、運営のことなど、前もって質問を用意して話をうかがってきました!
高齢者施設ということで特に気をつかい、密を避けるため建物の外のベンチで話を聞いたりしました。直接お話をうかがえたことで高齢者施設の理解は確実に深まりましたよ。あらためて相手のことをよく知るということは大事だと思いましたね~
新しいビジネスの成功確率を高めるため、より効率的に行動できるように24のステップに整理しフレームワークを提示してくれる『ビジネス・クリエーション!』という本があります。
その中で著者のビル・オーレットが成功の基礎と位置付けているのが一次調査です。調査結果は今後得られる情報の中でもっとも貴重かもしれないとさえ言っています。新市場を創出するには、市場の一次調査を徹底的に行うことで顧客を特定し、その特徴を理解する必要があるということです。
遅ればせながら、Yaheiさんのやったこともこれに位置づけられるでしょう。
役立つ存在に向けて
売り込みでないと言って話を進めても、最初から打ち解けて話せるわけもなく型通りの受け答えになりがちですよね。本当のところを聞き出すには一回では無理かもしれません。
それでも、困りごとがあればそれを解決する提案をのちのちしたいというスタンスで臨んだので、次につながるお話は伺えた感じはしてますよ。
現場スタッフの話を聞く機会も作ってもらえたり、そのものズバリ困りごとへの提案を持っていく機会ももらえました!
情報を整理するうちに、次々に質問項目もでてくるので、それを確認しながらやりとりして進めていくつもりです。
調査を踏まえての提案そして実行は、また、後日報告する展開がありそうです。