自分で栽培したエゴマでエゴマ茶です。エゴマの栽培は案外楽です。9月17日にエゴマの葉を採種、それから水洗い、乾燥させてでき上がりです。
エゴマを栽培する
エゴマは、もらった苗と種と両方で育ててみました。種は「自然農法国際研究開発センター」の通販で購入しました。両方ともよく育ちました。
脇芽もとらず放置です。1メートル以上に育ちました。苗が小さいうちは、虫もついて食害にあい危ないかとも思いましたが、ある程度大きくなってからは食害にあってもビクともしない感じで丈夫に育ちました。
種は韓国のエゴマ品種です。苗のほうは、おそらく日本エゴマの品種だと思います。一応栽培するエリアを分けましたが、実を利用するとか、自家採種する場合は厳密にしないと交雑してしまうので気を付けないといけないと今さらながら思いました。これにシソの栽培も加わることになればなおさらです。どれか一品種にするのが無難な感じです。
なにはともあれエゴマは栽培も楽です。
エゴマ茶の作り方
健康茶づくりにも慣れてきました。基本は、「採種」→「洗浄」→「乾燥」です。エゴマの葉は、柿の葉や桑の葉のように硬くないので、蒸すという工程も不要です。
それぞれの株から大きめの葉を摘むやり方にすれば、長期間にわたって葉を取り続けることができます。今回はお茶だけにするのではないので、大きく育った株を根元から切って、それから葉を摘み取りました。屋外の水道でざっと水洗いです。
二株ほどでこれくらいの葉が採取できた。
水洗いし、野菜水切り器で水気をとっておく。
新聞紙の上に広げて乾かす。1日でかなり乾燥する。この後、干し網で天日干しにした。
エゴマをお茶にするのであれば、大量に葉がとれるのでパフォーマンスはいいと思います。
問題は味です。エゴマ茶の味は、ぬめりと独特の風味があっていかにも健康茶という感じです。うまい、とはお世辞で言えるぐらいです。これから作ろうと思っているハトムギ茶とブレンドするぐらいがいいかもしれません。
お茶にしなかった大部分のエゴマは、種をとって(手作業なので手間がかかるだろうが)エゴマ味噌にしたり、ふりかけにしたり、少しはエゴマ油にしてみようと思っています。