実がなってから被害にあうのに比べれば、まだましかもしれないですが、それでも被害にあえば本当ガッカリです。6月4日に記事にした対策を講じて、しばらくは良かったのですが、出入り口のちょっとした隙間から侵入されたようです。
ハクビシンなら害獣ネットだけでは不十分かも
確認はしていないので、何に侵入されたかわかりませんが、おそらくハクビシンかな~という感じです。
足跡は残っているが、何の足跡かまではわからない。
ネギとカボチャは苦手なのか、それ以外のトウモロコシが全部、オクラも全部、エダマメも2株しか残っていなかったが全部、サツマイモも一番最初に被害にあった後、盛り返してきていたが、それもほとんどやられ、ジャガイモの葉もまた食べられていました。
トウモロコシは、きれいさっぱりに食べられていた。
仮にハクビシンの仕業だとすると、ハクビシンは木登り上手でネットも登るらしいので、完全に防御はできないかもしれません。それでも、何もしないよりはましでしょうから、小動物用として第二弾の害獣ネットを設置しました。これも破られれば、電気柵を設置するか、犬の力を借りるかということになろうかと思います。
第一弾の、鹿とイノシシ対策では、頑丈な防護柵にしましたが、そこまで頑丈にする必要はないでしょう。鹿とイノシシの害獣対策で家庭菜園に防護柵+防獣ネットを設置する。
害獣ネットをよじ登らない限り、小動物の侵入は防げるはず
鹿とイノシシ対策では、支柱のメッキパイプに直径25.4mm×高さ3mを使用しました。下部のワイヤーメッシュは、直径5mmで一枚の重さ4.32㎏もあるものを使いました。一度シカに攻撃をうけたようで、ネットは少し切られましたが、構造自体は頑丈で、よく防いでくれています。
今回のは、ワイヤーメッシュを使う必要もないし、高さもそれほど出さなくてもいいので、メッキパイプは直径19.1mm×高さ1.8mを使用しました。
メッキパイプは50cmを地中の中に埋め込み、地上部は1.3mです。ネットは、高さ1.5mで、20cmを地表に這わせるようにします。
材料は、コメリでそろえられるものばかりです。
厚い木をあて、ハンマーでたたいて支柱になるメッキパイプを地中に埋め込む。メッキパイプは、片方がつぶれているものを購入。1本298円。
メッキパイプの販売コーナーに、(何に使うか知らないが)キャップもあったので、ネットをひっかけられると思い購入。一個95円。
これで、畑の部分だけが囲われた状態になる。
パッカーと呼ばれる用具が便利そうだったので購入。10個328円。パイプとネットを固定する。
「くっつけタイ」という商品名の結束バンドも使えそうだったので試してみる。50本入りで298円。
ネットと地表の隙間から侵入されないように、不要の支柱をあててU型ピン杭でとめる。 写真右のカボチャは最後までいってもらいたい。
地表が凸凹のところは、U字ピン杭と付属のパットで押さえる。もとは、防草シート用の商品。
人が出入りできる入り口も作って完成。
追記:防獣柵のつくり方・完結編(ワイヤーメッシュ+防獣ネット版)
《2023年3月12日記》
前記の対策から10日ほど経ったころ、生き残っていたカボチャが全滅、種まきして芽がでてきていたダイズもほとんどやられてしまいました。結局、害獣防止ネットで四辺を囲むことにしました。またまた侵入されカボチャが全滅、結局、害獣防止ネットで四辺を囲む。 これでハクビシンらしきものの侵入は以後見られなくなりました。
こんなこともありながら、これまで畑を広げるのにだいたい1年に1回のペースで5回、防獣柵を作ってきました。これまでのことを踏まえて仕様もだいたい決まってきたのでまとめてみました。防獣柵のつくり方・完結編(ワイヤーメッシュ+防獣ネット版)
初期のつくり方でやったものの中には、時間が経過してみて使えるものと使えないものがありました。 防獣柵のつくり方・完結編 は、費用をなるべく抑えつつある程度堅固な防獣柵を作りたい人には参考になるところがあるはずです。興味のある方はご覧ください。