自営自足の図書館

自営は攻めで、自足は守りです。貨幣経済の中にいるので、いくら自足で守りを堅めようがお金は必要です。でも守りが堅ければ、安心して攻められます。攻める方法と選択肢も広がります。自営と自足の参考になった本をメインにしつつ、田舎暮らしや健康長寿に役立ちそうな本を紹介します。

『小農はなぜ強いか』

2021/08/15   -

著者の言う小農は、規模の大小に関係なく、「家族が中心になって行っている農業的な生活のすべて」を意味しています。そして、小農である農家こそ、人間の本来的な生産と生活の姿なのだから弱いはずはないと説きます …

『続 無肥料栽培を実現する本』

2021/02/14   -

無肥料栽培とは、お金を払わなくても持続的に用意できるものだけで栽培すること著者は定義します。それぞれの状況によって用意できるものは違ってきます。 『続 無肥料栽培を実現する本』(岡本よりたか・著、マガ …

『うおつか流 清貧の食卓』

2021/02/07   -

どんなに良い栄養学の知識があっても日々の生活の中に落とし込めてこそ価値を発揮します。うおつか流は落とし込むのにうってつけです。 『うおつか流 清貧の食卓』(魚柄仁之助・著、農文協、1994年) 日々の …

『天然の食卓をつくる本』

2021/01/31   -

現代人の不健康の一因として微量ミネラル栄養失調の可能性も考えられそう。野菜や果物に含まれる微量ミネラル量が減少しているのは、土壌中の微量ミネラルが欠乏しているからとの理解のもと、それを抜け出す方策につ …

『図解 豊かさの栄養学』

2021/01/24   -

栄養学が重要な意味を持つのは、実はグルメブームが起こるような豊かな社会において、と説きます。 『図解 豊かさの栄養学』(丸元淑生・著、新潮文庫、1986年) 基本的なことをスッキリ理解できる 本書を読 …

『伝統食の復権』

2021/01/16   -

食の欧米化によってこれまでの食生活の体系が破壊され、健康も体力も失われてきたとして、「ご飯と味噌汁は2~3倍、おかずは三分の一に、よく噛んで」食べる習慣の復活を提言します。 『伝統食の復権』(島田彰夫 …

『未来の年表』

2020/11/21   -

『未来の年表』(河合雅司・著、講談社現代新書、2017年)。『未来の年表2』(同、2018年)。 人口減少、日本でこれから起きること 読むほど暗くなる本です。年表という通り、少子高齢化と人口減少により …

『地方消滅』

2020/11/07   -

『地方消滅』(増田寛也・編著、中公新書、2014年)。サブタイトルは、東京一極集中が招く人口急減 。 南牧村が一躍有名に 本書で詳しく検討されている「消滅可能性都市」で一躍南牧村は有名になりました。本 …